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犬も花粉症になる？対処法を知り春を乗り越えよう

寒い冬も終わり、暖かい春がやってきましたね！陽気な気候の中、愛犬と散歩するのは本当に気持ちのいいものです。でも誰もが春を喜べるわけではありません。そう、春の大敵････それは花粉症です！止まらないくしゃみ、グズグズ鼻水、嫌ですよね。あなたも花粉症に悩んでおられるひとりかもしれません。

そんな時ふとこんな疑問が生まれます。「花粉症の時期、自分は鼻炎薬を飲めば大丈夫だけど、犬って花粉症にならないのかな？もし犬にも花粉症があるなら、この季節はお散歩に行かないほうがいい？」確かに気になりますよね。犬にも花粉症ってあるんでしょうか？どんな症状でわかりますか？この記事では、犬も花粉症になるのか、もし花粉症があるなら、どんな対策をすればいいのかお伝えしたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。

花粉症とは？

花粉症とは、体内にアレルギー源となる花粉が入って、くしゃみや頭痛、皮膚の痒みなど様々な不快なアレルギー症状を起こす反応のことを言います。暖かい春は、一年の中でも特に花が芽吹き花粉がたくさん飛ぶ季節です。それで、花粉症は季節性アレルギー鼻炎とも呼ばれています。

花粉症になるのは人間だけじゃない

花粉症になるのは人間だけなんでしょうか？
アレルギー反応とは、体内の免疫機能が過剰に反応することなので、実は免疫機能を持つ動物はみんな、花粉症になります。つまり、人間だけでなく犬や猫もすべての動物は花粉症になる可能性があるということです。

しかし、犬の花粉症の研究は人間ほど進んでいないので、花粉に限らず全てアレルギーによる皮膚トラブルは、「アレルギー性皮膚炎」や「アトピー性皮膚炎」と総称して呼ばれることが多いようです。

犬と人間に現れる花粉症の違い

犬も花粉症になりますが、表れる症状は人間と違うようです。人間の花粉症は主にくしゃみや目の充血など、顔を中心にした症状が出ますね。それは、顔が露出しているからなんです。

それに対して犬は、体全体が露出しているので、体全体の皮膚トラブルとして症状が現れることが多いようです。皮膚が赤くなったり痒がったり目を擦ったりすることが、犬に現れる主な花粉症の症状として知られています。

犬の花粉症を和らげるためにできること

人間だけでなく犬も花粉症になることがわかりました。ではやはり、犬も花粉症になるなら、花粉が飛ぶ季節はお散歩に行かないほうがいいんでしょうか？

でも毎日散歩するのが日課になっている犬にとっては、この時期だけ散歩に行かないというのはなかなか難しいですよね。草むらに行かないとか、花粉が飛んでいなさそうな散歩コースに変更するということもできますが、それ以外に何かできることがあるでしょうか。

では、これから犬の花粉症を和らげるために自宅でできることをいくつかご紹介します。

服を着せる

花粉がなるべく皮膚に付かないように、散歩に行くときは服を着せるという方法があります。最近は、花粉がつきにくい素材でできた洋服も販売されています。千円〜数千円で購入することができるので、試してみるのもいいかもしれませんね。玄関で服を着せて散歩に出かけ、服を脱いでから家に入ると、花粉を家に持ち込まないで済みます。

シャンプーする

服を着せても多少の花粉は付いてしまいますし、服を着るのを嫌がる犬もいますよね。花粉を防ぐもうひとつの方法は、散歩から帰ってきたら、軽くシャンプーしてあげることです。服で隠せなかった顔や尻尾や足先だけシャンプーするだけでもずいぶん違うでしょう。ただ、毎日シャンプーしすぎると逆に皮膚を傷つけてしまうことになるので、洗いすぎには注意しましょう。低刺激のシャンプーを使ったり、ぬるま湯で濡らしたタオルで体全体を拭いてあげることもできます。

動物病院に行く

それでも花粉症がひどい場合は、ぜひ動物病院にいって相談してみましょう。花粉症だと思っていたけど、実は他の疾病が隠れていたなんてこともあるかもしれないからです。花粉症かどうかは血液検査をすれば判明します。花粉症の場合、アレルギー反応を抑える抗生物質や塗り薬をもらえるかもしれませんが、抗生物質は長く使用すると副作用が出ることがあるので、むやみやたらに使いたくないという方もおられるでしょう。

それで、愛犬の皮膚トラブルが花粉症によるものだとわかったら、できるだけ花粉除去に努めることで、アレルギー症状を抑えられるといいですね。

いかがでしたか？
この記事では、犬と花粉症の関係についてお伝えしました。人間だけでなく犬も花粉症になることがわかりましたね。犬の花粉症は主に皮膚に出ること、主な対処法は花粉を体に付着させないことだと学べました。

実践できそうなことが何かあったでしょうか？できることからひとつずつ取り組んで、春の陽気な時期に花粉に悩まされず、愛犬と楽しくお散歩できたらいいですね。