ペットの爪切りって必要?どこまで切ればいいの?を解消!
飼い主の皆さん、ペットのお手入れって普段はどうされていますか?
シャンプー、カット、耳掃除、爪切り…お手入れにはたくさんの種類がありますね。
その中でも、爪切りはお手入れの頻度が高いので、「できれば自分でできたらいいのになぁ」と思う方も多いかもしれません。
でも、いざペットの爪を切ろうとしたけど、小さなペットの爪を切るのってなかなか恐いですよね。
ペットはじっとしてくれませんし、どこまで切っていいのかよくわかりません。
アンケートによると、自宅でペットの爪切りをしない人の半数は「切りすぎて出血すると怖いから」「切り方がわからないから」と答えています。
この記事ではペットの爪切りの大切さと、自宅でできるコツをお伝えしたいと思います。
ぜひ参考になさってください。
歩きにくい姿勢で歩き続けると骨が歪んでしまいます。 そして変形した骨格は、元にはなかなか戻りません。 骨は全ての体と繋がっているので、肢の骨が変形すると体の他の部分にも悪い影響を及ぼしてしまいます。 骨格が変形しないように、爪切りは必ずしましょう。
白い爪・・・横から見た時にほんのり赤くなっているところ、それが血管です。
黒い爪・・・少しずつ切っていくと爪の中央が少し湿っぽくなってきます。それが血管が近いという合図です。 爪の血管を切らないように、少しずつ切って確認することが大切です。
もし出血してしまった場合は、慌てずに止血剤を使ったり、清潔な布やティッシュでしっかり押さえて止血しましょう。 5分ほどきちんと押さえていれば血は止まりますが、あまりにも出血が多い場合は、獣医さんに診てもらいましょう。
ペットの爪切りが大切な理由3つ
そもそも、ペットに爪切りは必要なんでしょうか? 答えはYESです。 野生の動物は1日の大半を地面を歩いて過ごしているので、自然と爪がやすれて短くなります。 でも、私たちと共に暮らすペットは、生活のほとんどを家の中で過ごしているので、爪がすぐに伸びてしまいます。 爪が伸びるとどんなデメリットがあるんでしょうか? その理由を3つにまとめてみました。肉球に刺さるから
犬猫の爪は肉球に向かって円を描くように丸まって伸びていきます。 そして、伸びすぎた爪は肉球に刺さってしまうことがあるんです。 人間で例えるなら、足に石がめり込んだまま地面を裸足で歩くようなものです。かなり痛いですよね。 ゆえに、ペットの爪切りは肉球を傷つけないためにも必ず行ないましょう。肢の骨格が変形するから
ペットの爪切りをしないといけないふたつ目の理由は、爪が伸びすぎた状態で歩くと肢の骨格が変形してしまうからです。 ひとつめの理由のところでもお伝えしましたが、犬猫の爪は伸びると丸まっていきます。 爪が丸まると、歩いたときに地面に接するのが肉球ではなく爪になってしまいます。 人間で例えるなら、爪先だけで歩くようなものです。 これでは、とても歩きにくいですよね。歩きにくい姿勢で歩き続けると骨が歪んでしまいます。 そして変形した骨格は、元にはなかなか戻りません。 骨は全ての体と繋がっているので、肢の骨が変形すると体の他の部分にも悪い影響を及ぼしてしまいます。 骨格が変形しないように、爪切りは必ずしましょう。
人間を傷つけるから
犬や猫の爪が伸びていると、鋭い爪で人間を傷つけてしまうことがあります。 特に小さな子供は、ペットの背丈と近いので、顔や目に爪が当たってケガをしてしまうことがあります。 ペットの爪には雑菌が多くいるので、破傷風や猫ひっかき病になってしまうことも十分に考えられます。 人間を傷つけないためにも、ペットの爪切りは必ずしましょう。ペットの爪切りをするコツ3つ
ここまでで、ペットの爪切りはとても大切だということをお伝えしました。 ペットの爪切りに挑戦したいけど、できるか不安という方もおられるかもしれませんね。 冒頭のアンケートによると、爪切りを自宅でしない人の4割は、「爪切りをしたときに出血させてしまって、それ以来怖くてできない」と回答しています。 確かに爪は太めの血管が通っているので、間違って切ってしまうとかなりの出血量になります。 ここから、爪切りに失敗しないためのコツを3つお伝えしますね。ペット用爪切りを使う
人間の爪の形は平らですが、犬猫の爪は円柱状です。なので、人間用の爪切りを使ってペットの爪切りをしてしまうと、爪が割れたり裂けて出血することがあります。 必ずペット用の爪切りを使うようにしましょう。 ワンポイントアドバイスとして、ペット用爪やすりを使うととても便利ですよ。 爪を切った後に切り口を丸めるためにも役立ちますが、爪切りがどうしても怖くてできない場合、ヤスリでこまめに爪をやするだけでも爪が伸びるのを防げます。 やすりなら切りすぎることはありませんし、ペットの負担も少しですみます。台の上に乗せる
地面で爪切りをしようとすると、ペットは簡単に逃げてしまいます。 その場合、自分の腰くらいの高さの台の上にペットを乗せて、爪切りをしてみましょう。 高い台に乗ると大抵のペットはおとなしくなります。 この時は、胴輪などをしたりして落下に気をつけましょう。血管の位置を把握する
爪を切りすぎて出血させてしまい、それ以来怖くて爪切りができなくなるというケースがよくあります。白い爪・・・横から見た時にほんのり赤くなっているところ、それが血管です。
黒い爪・・・少しずつ切っていくと爪の中央が少し湿っぽくなってきます。それが血管が近いという合図です。 爪の血管を切らないように、少しずつ切って確認することが大切です。
もし出血してしまった場合は、慌てずに止血剤を使ったり、清潔な布やティッシュでしっかり押さえて止血しましょう。 5分ほどきちんと押さえていれば血は止まりますが、あまりにも出血が多い場合は、獣医さんに診てもらいましょう。