犬にしつけが入らない落とし穴。しつけの前に◯◯してる?
皆さんの飼っている犬は、言うことを聞いてくれますか?
すぐに覚えてくれる犬もいれば、全然覚えてくれない犬、おやつを持っている時だけ聞いてくれる犬、色々ありますよね。
実は、犬がよくしつけられていることは、いざという時にとても役立ちます。
例えば、散歩中に不意にリードが外れてしまった場合、「来い」がきけば脱走や事故を防げます。
犬が危険なものを食べそうになった時、「待て」がきけば、安心です。
静かにしていなければいけない場所で「お座り」がきけば、他の人への配慮にもなりますよね。
できれば、どんな時でもきちんと指示に従う犬であってほしいと思いますが、実際はなかなか難しいと感じる方も多いようです。
実は、よくしつけられている犬は、しつけの前にあることをしているんです。
なんでしょうか?
この記事では、「犬があまり言うことを聞いてくれない」と悩んでいる飼い主さんのために、しつけに役立つコツをお伝えしたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
そこで、犬が疲れて人間の後を付いて歩くようになるまで、散歩を続けてみてください。 犬が飼い主の後を付いて歩くようになったら大成功です。 もしそこまで散歩の時間が取れないとしたら、まずはドッグランで思い切り走らせることができます。 大型犬や中型犬なら、自転車で一緒に走って、ある程度疲れさせることもできます。 そのようにして、犬が飼い主の後を付いてくるほどの体力にしてから、散歩するのがベストです。 飼い主がリーダーとなる姿で散歩すると、犬と人間の間に健全な信頼関係が生まれてきます。
注意点として、しつけのために多くの時間を取りすぎないようにしましょう。 犬の集中持続時間は、わずか5分ほどと言われています。 それで、散歩の後は本当に少しの時間を使ってしつけをするようにすれば、しつけを楽しんで覚えてくれるようになるでしょう。
犬が言うことを聞かない理由
昔から人間と犬は非常に近い距離で生活を共にしてきました。 そのため、犬を人間に従わせるというのは、人間にとっても犬にとってもどうしても必要なことになってくるのです。 犬はとても賢いので、人間と良い関係を築きながら、人間の指示にしっかりと従うことができる動物です。 犬が人間の言うことを聞かない時、そこには何かしらの理由があるようです。 これから犬が人間の言うことを聞かない原因となっているものをふたつご説明します。信頼関係がないから
犬が飼い主の言うことを聞いてくれない理由として、信頼関係がないというものがあります。 犬は本来集団で行動する動物です。 その中には必ずリーダーとなる存在がいて、リーダーが群れ全体を引っ張っていきます。 リーダー以外の犬たちは、リーダーに従うことによって自分の命を守り、安心して生きていくことができます。 そのため、飼い主の言うことを聞かないというのは、飼い主をリーダーと認めていない証拠です。 「この人はリーダーとしては頼りない。自分がリーダーになってこの家族を引っ張っていかないと」 そう思った犬は、もちろん飼い主の言うことは聞きませんし、飼い主がリーダーである自分の言うことを聞いてくれないので、ストレスも感じています。 飼い主がリーダーとなって犬と信頼関係を築くのは、双方にとってとても大切なことだとわかりますね。今は他のことがしたいから
飼い主の言うことを聞かない理由としてあげられるふたつめの理由は、「そんなことよりとにかく他のことがしたいから!」なんです。 飼い主の言うことを聞く時もあれば、聞かないときもあるという、服従にムラがある犬の場合はこの原因が考えられます。 この"ムラ"が続くと、つい私たちは「もういい」となって諦めてしまうことってありますよね。 つまり、決定権を犬に委ねてしまうのです。 その結果、犬は「この人の言うことは聞かなくていいや」となって、前述のように飼い主をリーダーとして認めなくなってしまうという、悪循環が広がってしまうのです。犬をしつける前にすることは散歩
信頼関係もない、言うことも聞いてくれないでは、一体どうやってしつけていけば良いんでしょうか? もう仕方ないと諦めてしまうかもしれませんが、大丈夫です。 あることをすれば、信頼関係も取りもどし、言うことも聞いてくれるようになります。 それは、「散歩」です。 そして重要なポイントは「しつける前に散歩する」ということです。 一体どういうことでしょうか? 次の項目からその理由を詳しく説明します。信頼関係ができるから
本来、犬は集団で行動する動物だとお伝えしました。 群れのリーダーは、先頭をきってグングン進み、餌場や休み場に群れを引っ張っていきます。 何かに似てませんか?そう、人間と犬の散歩のスタイルです。 飼い主さんが犬の前をグングン進んで歩く姿は、犬の群れを連想させます。 元気いっぱいな犬は、もしかしたら飼い主の先を歩いて引っ張っていくかもしれません。 散歩の始めから犬の先を歩ければベストですが、体力の差でなかなかそうはいかないかもしれません。そこで、犬が疲れて人間の後を付いて歩くようになるまで、散歩を続けてみてください。 犬が飼い主の後を付いて歩くようになったら大成功です。 もしそこまで散歩の時間が取れないとしたら、まずはドッグランで思い切り走らせることができます。 大型犬や中型犬なら、自転車で一緒に走って、ある程度疲れさせることもできます。 そのようにして、犬が飼い主の後を付いてくるほどの体力にしてから、散歩するのがベストです。 飼い主がリーダーとなる姿で散歩すると、犬と人間の間に健全な信頼関係が生まれてきます。
集中力が増すから
思い切り散歩した後は、家に帰って少し休憩します。 さぁ、しつけをする時間です。 その時点で犬はエネルギーが少ない状態なので、遊びたい欲はありません。 この時にしつけをすると、犬は集中して飼い主の言うことを聞きやすい状態になると言われています。 最初はおやつを使ってもいいですが、おやつがなくても言うことを聞くようにするためには、この方法がとても良いと言えるでしょう。注意点として、しつけのために多くの時間を取りすぎないようにしましょう。 犬の集中持続時間は、わずか5分ほどと言われています。 それで、散歩の後は本当に少しの時間を使ってしつけをするようにすれば、しつけを楽しんで覚えてくれるようになるでしょう。