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こんな人に向いてる！トイプードルの魅力

毎年の人気犬種ランキングで、変わらぬ堂々1位を貫いているトイプードル。飼いやすい犬種、賢い犬種、抜け毛の少ない犬種として知られているトイプードルですが、誰もがトイプードルと相性がいいわけではないようです。どういうことでしょうか？この記事では、トイプードルの性格や特徴、トイプードルを飼うのに向いている人の生活などを詳しくお伝えしたいと思います。トイプードルを飼っている人も、これから飼おうか悩んでいる人も、ぜひ最後までご覧ください。

トイプードルとは

トイプードルは、そのかわいらしい容姿と賢さで知られる小型犬の一種です。猟犬として能力を発揮するように改良を重ねられ、昔から人間のそばで共に暮らしてきました。実は、プードルにはいくつも種類があり、1番大きな順から「スタンダード・プードル」「ミディアム・プードル」「ミニチュア・プードル」「トイ・プードル」「タイニー・プードル」となっています。その中の２番目に小さいプードルが、日本で大人気のトイプードルです。 1番大きなスタンダードプードルは、20〜30キロもある大型犬ですが、トイプードルは3〜4キロの小型犬です。スタンダードプードルを配合させていき、徐々に小さな種類のプードルができたと言われています。プードル、奥が深いですね。ではこれから、トイプードルの性格と特徴について更に詳しく見ていきます。

性格

トイプードルは海外では警察官として働くほど知性が高く、忠実な性格をしています。頭がいいので、幼い頃からしっかりとしたリーダーシップを飼い主が取らないと、犬が飼い主のリーダーになってしまって、手に負えなくなることもあります。でも、トイプードルは比較的しつけがしやすい犬種なので、ある程度大人になっても、しつけの修正をすることができます。それでもやはり、早い段階からの社会化が一番重要で、小さい頃から様々な経験を積ませるなら、情緒豊かになり、他の犬や人との良好な関係を築くことができるでしょう。なにより社交的で人懐っこく、家族との絆を大切にするので、子供から大人まで、みんなと仲良くすることができます。遊び好きで活発な一面があるので、一緒になって遊ぶのは最高に楽しいのですが、トイプードルはもともと骨がとても細いので、骨折しないように注意しながら接することが必要です。

特徴

トイプードルは、一般的には抜け毛がとても少ない犬種とされています。しかし、トイプードルの被毛は人間の髪のように長く伸び続けるので、定期的にカットしてあげないといけません。トイプードルだけに限らず、犬の毛はひとつの毛根から5〜10本ほどの毛が生えています。それで、定期的にブラッシングをしないとすぐに毛玉になったり絡まったりしてしまいます。どんな犬種もブラッシングは大切なのですが、毛が伸び続けるトイプードルは、犬の中でも特にブラッシングが必須な犬種と言えるでしょう。また、色々な毛の色があるのもトイプードルの特徴です。細かく分けるとなんと14種類もあるんです。一番よく目にするレッドやアプリコットから始まり、ブラック、シルバー、ホワイト、クリーム、ブラウン、パーティ、ブラックタン、ブルー、シルバーベージュ、カフェオレです。毛色の呼び方もなんだかオシャレですね。

トイプードルを飼うのに向いている人

ここまでで、トイプードルの性格や特徴などの様々な魅力をお伝えしました。特徴があるということは、飼育する向き不向きもあるということですよね。ではこれから、そんなトイプードルを飼うのに向いている人をご紹介します。

毎月トリミングに出せる人

トイプードルの被毛は、とても繊細で細く、自然にカールしています。そして、先程もお伝えしたように伸び続けます。つまり、毎月のトリミングがどうしても必要ということです。どうして毎月かというと、トイプードルの毛は湿気と共に強くカールするので、本当は毛が伸びているのに伸びていないように見えてしまうからなんです。人間も、ストレートヘアーの人は少し伸びただけですぐわかりますが、天パの人はある程度伸びないとわからないですよね。実際は伸びているのにカットしてあげないと、細い毛はどんどん毛玉になってしまいます。毛玉になると皮膚が常に引っ張られるので、皮膚の炎症の元になりますし、衛生的にもよくありません。定期的なトリミングをすると、被毛だけでなく皮膚も美しく健康的に保つことができます。トイプードルのトリミングの価格は、平均して6000〜1万円ほどです。決して安くはありませんね。それで、毎月トリミング代をきちんと出せる人は、トイプードルを飼うのに向いている人といえるでしょう。

しつけができる人

トイプードルは賢く学習能力が高い犬種ですが、しっかりとしたしつけが必要です。褒めて育てる方法で一貫したルールを用いてしつけるなら、"わがままトイプードル"ではなく"賢いトイプードル"を育てることができますよ。なるべく子犬の早い時期から、基本的なコマンドやマナーを教えることが大切です。愛情を持って根気よくしつけをしたいと思う人は、トイプードルを飼うのに向いている人と言えるでしょう。

室内で飼える人

そもそも、トイプードルのように人間が品種改良を重ねた犬種は屋外では飼えません。屋外の環境に耐えられる体ではないからです。暑さや寒さなどの問題、野生動物からの攻撃、盗難など、屋外で飼うならトイプードルはすぐに死んでしまうでしょう。それで、ペットを飼うことができる家に住んでいる人が、トイプードルを飼うのに向いている人といえるでしょう。

まとめ

いかがでしたか？トイプードルって魅力いっぱいの犬ですね。トイプードルは、数多くいる犬種の中でも、特に愛らしい容姿と賢さを兼ね備えています。その知性や忠実さは飼い主にとって、心強いパートナーとなり得ます。しかし、トイプードルを飼うには、定期的なトリミングや適切なしつけがどうしても必要だということもわかりました。愛情と責任を持って接し、適切なケアを怠らないなら、可愛いトイプードルと素晴らしい日々を送ることができるでしょう。