犬の血便の原因6つ!病気や原因・予防方法を紹介
愛犬が血便を出すと、重大な病気なのではと心配になってしまいますよね。
しかし、突然の場面に直面しても冷静に対応できるように知識をつけておくことも大切です。
今回は、犬の血便の原因や病気、予防方法を紹介していきます。
・毎日の散歩
・おもちゃなどでコミュニケーションをとる
毎日の散歩や、飼い主さんとのコミュニケーションも充分なストレス発散になります。
犬の血便は主に2種類
血便と聞くと赤を想像しますが、血便の色は2種類に分けられます。 それぞれの血便によって考えられる出血箇所などを解説していきましょう。赤色の便
肛門に近い直腸などで出血が起こっているときは、鮮明な赤の血便が出ます。 また、肛門に傷ができている場合は、便に血液が付着してしまうこともあります。 他にも、パルボウイルス感染症に感染してしまっている場合は、真っ赤な血液が混じっている水下痢が出ることもあります。黒色の便
肛門から遠い胃や食道などで出血が起こっている場合、黒い血便が出ます。 黒い血液の理由は、便が出る間に消化酵素などの影響を受け血液が黒く変わります。 その際に、粘りがある赤黒いタール便が出ます。 また十二指腸潰瘍などの場合、口内の腫瘍やポリープから出ている血を飲み込み、黒い血便が出ることもあります。犬が血便を出す原因6つ
愛犬が血便を出してしまうと、病気を疑ってしまいます。 しかし、血便を出す理由は病気だけとは限りません。 ここでは、血便を出す原因を紹介していきましょう。水分不足
水分量が不足すると、便秘になってしまいます。 便秘になると、便が固くなり排出する際に、肛門を傷つけてしまうことがあります。 その場合、便やおしりに赤い血が付くことがあります。 しかし、肛門の切り傷なので大きな心配はありません。食事の切り替え・与えすぎ
食事を他のフードに切り替えたり、多く与えすぎていると血便の原因になります。 理由は、消化不良を引き起こしてしまい、お腹を壊して体調を崩してしまうからです。 その際、血便が出てしまうことがあります。誤飲・誤食
おもちゃなどを誤食してしまうと、胃腸の中で消化されず、破片などで胃腸内が傷付いてしまいます。 そのため、胃腸内から出血が起こり血便が出ることがあります。 また、犬にとってよくない、玉ねぎやぶどうなどを誤飲誤食してしまうと、中毒症状を起こし、血便の原因になることもあるので注意しましょう。ストレス
犬は引っ越しや新しい家族を迎えるなど、環境の変化に敏感です。 ストレスを抱えてしまうと、お腹を壊してしまうこともあります。 自分の愛犬が、どのようなことにストレスを感じやすいのかを理解しておくようにしましょう。 知っておくと、万が一の血便にも焦らず対応できます。病気
前述のような原因が見当たらないにも関わらず血便がでている場合、病気の可能性が強く考えられます。 しかし、血便の出る病気はさまざまで、ひとつの病気に絞ることはできません。 病気が疑われる場合、動物病院で詳しい検査を受けるようにしましょう。感染症
細菌やウイルスに感染していると、初期症状で下痢や血便の症状がみられます。 通常の下痢では、2〜3日ほどで治まることがありますが、何かしらの菌やウイルスに感染していると、下痢から血便に変わり、他にも嘔吐や食欲の低下などの症状があらわれます。 血便を見たら、併発している症状がないか確認して早めに動物病院へいきましょう。犬の血便を予防する方法
犬は自分で血便の予防はできません。飼い主さんが、愛犬の血便を予防してあげましょう。 普段の生活の中で、予防やなりにくい環境を作れるようにしたいですね。 ここでは、血便を予防できる方法を紹介するので、参考にしてくださいね。十分な水分を摂る
愛犬の水分不足は便秘の原因になります。便秘になると、肛門から出血し血便を引き起こす可能性があります。 そのため、普段からしっかり水分を摂るようにしてあげます。 ドライフードだけではなく、ウェットフードも与えてみたり工夫すると良いでしょう。日頃から便のチェックをする
血便の異常にすぐ気づけるように、日頃から便のチェックをおこないましょう。 普段、どのような便をしているか把握していると、便の異変に気づきやすくなります。 重大な病気の早期発見にも繋がるので、ぜひ毎回チェックしてください。定期的な健康診断
定期的な健康診断は、病気の早期発見にもつながります。 できれば1年に1回は健康診断を受けておきましょう。 健康診断の際に、便を持参すると検査してもらえるので、健康診断に合わせて便の検査もしてもらうと安心ですね。 シニア犬になると健康診断の頻度は1年に2〜3回にするといいでしょう。ストレスを溜めさせない
血便は環境の変化や、日頃のストレスであらわれる場合があります。 そのため、愛犬にはストレスを溜めさせないような工夫をおこなってあげましょう。・毎日の散歩
・おもちゃなどでコミュニケーションをとる
毎日の散歩や、飼い主さんとのコミュニケーションも充分なストレス発散になります。